ハッピーエンド目指して只今カナダで修行中なへなちょこフェアリーのお話♪
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団欒の輪
旅行に行って改めて気づいたこと。
「和」のもつあったかさや安らぎの中に、団欒があるっていうこと。
それは、例えば最近流行りの昭和30年代当時のような伝統的な家族構成というようなイメージの団欒でなければならない、ということではなくて。
核家族なら核家族の、母子家庭なら母子家庭の、父子家庭なら父子家庭の、老夫婦なら老夫婦の、ゲイ・カップルならゲイ・カップルの、同じ団欒を囲む者という意味での、あらゆる多様な家族を排除しない意味での「家族の団欒」ということ。
つまり、重要なのは、「団欒」といえる時間を、それぞれの家族が過ごせているかどうかということだ。
顔を合わせて、向き合いながら、食事を取る。何気ない話の中で、コミュニケーションを取る。
案外、そういった日々の何気ない団欒の中に、現代社会に蔓延る病理に対するワクチンのひとつがあるのかもしれない、と。

ワーキング・システムの変化。労働の長時間化・残業・深夜労働。
家族の団欒を削ってまで、働かざるをえない人たち。
友達の彼がフランス人なんだけれど、彼は日本に来ると、こういう。
「日本って便利すぎて嫌だな。コンビニとかって、本当に必要なの?」
コンビニ大好きな友達は、彼の言葉にぷんすかしていたけれど、あたしはどちらかというと彼の発言に激しく同意しちゃう。
確かに飲み会の帰りに買うお茶とか、お友達と夜買いにいくお菓子とか、何気なく「コンビニって便利だな」なんて思っちゃうこともあるんだけど。
でも、そんなケースって、あたしの場合一ヶ月に何度もないし、大抵の場合、深夜でもこうこうとついている明かりを見ると、「このエネルギーも、電気代も、無駄だよなぁ」って思うことのほうが多い。
それは、深夜まで営業しているスーパーマーケットだって同じだと思う。
もし、終業時間が早めに終るのであれば、会社帰りにもっと早くお買い物に行けるわけだし、そうであれば深夜営業のスーパーマーケットは不要だ。逆に言えば、終業時間が早くて、お店が早く閉まるのであれば、消費者の方でも、心積もりをもって、「まだお店開いてるから、後でいいか♪」とは思わなくなるはず。
そして、そのシステムにおいてなら、お店が早く閉店することだって、「やや不便」ではあっても、消費者の方でなんとか調整できるくらいの「不便さ」でしかないと思う。
要は、普段便利だと思って過ごしているコンビニやスーパーや、その他多くの深夜・24H営業店の存在と、労働の長時間化・残業・深夜労働が、共犯関係にあるということ。
そして、そのようなシステムは、果たして本当に豊かと言えるのかどうかってこと。
少なくとも、労働の長時間化・残業・深夜労働は、労働者の健康を侵食し、無駄なエネルギーを消費することで環境を悪化させ、そして家族の団欒という貴重な時間を奪っているといえると思う。
そして、健康や環境や団欒といったものを犠牲にするに等しい利益を労働者はきちんと得ているのか、といえば、恐らく現状は違う。
固定化する格差社会。過労死。自殺率の増加。精神疾患。希薄化する家族関係。
「国際競争力」を理由に、儲けているはずの企業が、労働者にきちんと還元しない現実。
グローバリゼーションの大きな波の中で、より安価な労働力を求め、国内労働者を使い捨てたあげくに簡単に切り捨てる。海外では、最低限以下の賃金で労働者を雇って、コストダウンを図る。競争の中に飲み込まれていく企業倫理と伝統的価値観。海外・国内における搾取。儲ける人は汗をかかず、ワンクリックで儲けるのに、働いても働いてもマトモな生活が出来ないワーキング・プアは増加の一途を辿る。
ナンノタメニハタライテイルノカ?
例えば、100円ショップは便利で安くて大好きなんだけれど、これを汗水垂らして作った人たちは、「家族の団欒を楽しんでいるだろうか?この労働に見合った報酬をきちんと受け取っているのだろうか?」なんて事を一瞬考える。
ドウナンダロウ?

一方では、家族の団欒とは切っても切り離せない「食の安全」が叫ばれている今日。
安心して口に物をいれられない食事。
コスト・ダウンを図り、国内の農業従事者を潰し、海外依存激しい日本の食事情。
種植えから、収穫、加工、商品化、流通、販売、過程が見えずに自然に溢れかえっているように勘違いするから、飽食が起きる。
次から次へと捨てられていくモノ・モノ・モノ。飢餓で毎秒死に行くヒト・ヒト・ヒト。
「国際競争力をつけて強い国家へ」と叫ぶ政治家は、口を開けば「安全保障には軍事力が必要!日本の安全保障が危ない!」という。
ちょっと、その前に日本の食物自給率は40%以下なんだよ?
食べ物すら自国で満足に補えない国なんて、本質的には国際競争力も安全保障もあったもんじゃない。
中国バッシングに湧き上がるマスコミ、自らテロを誘発するような戦争に参加しといて安全保障をバカみたいに繰り返す前に、「本当に豊かな国の地図」をもう一度描く必要があるんじゃないかなって思う。
税金の使いどころ、間違ってない?本当に?
ギョーザ・ショックから、高額でも国産に消費者の目が向いてきているという。
中国の富裕層の間では、日本のお米や野菜が高額で売れるという。
NHKの番組で、エコノミック・アナリストが、「ものづくり大国ニッポンの、ブランド・バリューが正当に評価されて、頑張って毎日を働いている労働者達が正当な報酬で報われる時代が来たといえる」と、嬉々としていう。
ウソ!ウソ!ウソ!
国内の労働者は、「国際競争力」の一言で、会社は儲けていているのにもかかわらず、絶え間ない設備投資の名目で、マトモな報酬を奪われ、正規雇用すらされずに、広がる格差に喘いでいるというのに?
ダレガハタライテ、ダレガモウケテ、ダレガクルシンデイルノ?

毎日起こる青少年による殺人、いじめ、万引き、援助交際、リストカット、引きこもり。
誰もが口をそろえて、「いい子だった。大人しそうな子だった」という。
キャピキャピしながら、深夜を徘徊する少女たちは、「だって家にいてもつまらない」という。
サミシイ!サミシイ!サミシイ!
聞こえない「助けて!!!」を、何気ない団欒の中で気づけるほどには、親達のほうには余裕がない。住宅ローン。教育ローン。バイオ燃料に伴う物価上昇、膨れ上がる一方の税金、そしてその税金は、役人の快楽のためにごみのように消費されゆく。
自分達のように、身を粉にして働いて欲しくないから、親は子供に高学歴・高収入を期待する、多様化するようでいて画一的な勝ち負け・損得の価値観に翻弄される親子たち。
ベンキョウシロ!ヒトニマケルナ!イイガッコウヘイケ!
連日の塾通い。親からのプレッシャー。ライバルでしかない友人。
どうせ分かってもらえないと、口を閉ざし、心を閉ざす、子供たち。
そして逃避。バーチャルの世界へ。救いがたい暗い暗い精神の闇底へ。
逃避先に潜む、いじめ、売春、犯罪への、誘惑と罠。

家族団欒の崩壊。

あたしは、別に共産主義者じゃないし、経済のことなんて正直よく分からない。
でも、どこか資本主義の悪循環の連鎖が、膨れ上がって、様々な病理に蝕まれているような気がする・・・。
全くの悪循環。がん細胞のように広がりつつある現代社会の病理。
一億総中流時代であったはずのあたしの肌でも感じられる、違和感の足音。

本当の豊かさって、本当の幸せって、いったい何だろう?
今夜、父は仕事の都合で不在だ。母と二人の食卓。
果たしてその答えは、あったかい食事と母の笑顔の中にあるのだろうか?
分からない。
分からないけれど、家族団欒の輪と和の中に、狂ってしまった歯車の欠片があるような気がした旅の途中。
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この記事にとっても共感します。
子供と一緒に食事を取っている両親や、
自分のパートナーと一緒に食事を取っている人は
どのくらいのパーセンテージをしめるんでしょうね…。

日本に帰るたびに、便利さに慣れつつも
ここまでのサービスはいらないなあってよく思います。
すでに剥かれて売っている甘栗とか、
以前に話題になった骨のない魚とか、
安価で楽して(ってわたしは思わんけど)食べられるものの背後に
どれだけの搾取と貧困があるのか、考えているのかなーって。
わたしもぶりぶり文句を言っているだけなので、
同じ穴のムジナですけれど。



関係ないですが、HPとブログからリンクをはらせていただきました。
もうずいぶん前からしようしようと思っていて、行動がのろい人なので今になってしまいました。
これからもよろしくお願いします。
しの | 2008/03/27 6:04 AM
☆しのさんへ☆

本当、世の中ビジーすぎて、「団欒」の時間が、少なくなっているのは確かですよね。
ヨーロッパは、ワーキング・シェアとか結構あってまだのんびりしているのかなぁ?(スペインとかイタリアのイメージ?)

>日本に帰るたびに、便利さに慣れつつもここまでのサービスはいらないなあってよく思います。

本当、便利すぎちゃうんですよねー。
しのさんのおっしゃる通り、剥かれている甘栗とか骨のない魚とかって、「過程」が見えないし、残念な気がします。
不自然だし、そういう自然な状態とか過程を知らずに育つのは、なんか寂しいことだなぁって思っちゃうし・・・。
栗を剥く過程や魚の骨を取る作業と通して、自然やマナーや親子の会話の中で、色んなことを学べたり、コミュニケーションになったりもするんじゃないかなぁって、子育ての経験がないあたしが、言うのもなんですケド(-_-;)(笑)

安くて可愛いものを見つけたりするのは大好きなんですけれど、最近は、ふと「搾取と貧困の構図」を考えたりすることもあって、ちょっと申し訳ない気持ちになったりします。
って、あたしも、ぶりぶり文句言うだけなので、ぜーんぜん同じ穴のムジナなんですが…(-"-;A
でも、しのさんは、お料理とかDIYとか、「自分の手で作り出す作業」を知っていらっしゃる方だなーと思います!
いい意味で、不便さを楽しんで、必要から賢い知恵やノウハウを学んでいらっしゃるような。
エルフがね、そんな人なんです!何でも作れるし、自然や物事に対して対処が早いし、やり方も賢い方法を知っているというか。
あたしは、今までそういうの知らなかったので、そういうのすごく尊敬するし、これから少しでも学んでいきたいっていう気持ちが強いんですよね☆・・・すごい不器用なんですけれど(汗)

わーい♪リンクの件、どうもありがとうございました!
とっても嬉しいです(*^_^*)早速、貼らせていただきました!

こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします(*^_^*)
fairy | 2008/03/28 7:57 PM
あう〜(ノД`)痛い…今の私にはとっても痛い内容です…
私も最近は本当忙しくて、毎日深夜まで仕事して土日まで働いて…なるべくご飯は一緒食べようと思うんだけど、そうすると家で仕事するはめになるんです。
彼女は私が仕事してる後ろで肩もんでくれたりしてるけど、寂しがらせてるんだろうなぁって。゚(つд∩)゜。

私は仕事よりも彼女との生活を大事にしたいと思ってます。でも彼女との生活を大事にするにはお金も必要なわけで。
こんな風に仕事ばっかしてる大人になりたくなーいって思ってたけど、現実はサービス残業しまくりで悲しくなります。
やりたくて仕方がない仕事なわけでもないのに、働いてます。
社長は高級車を何台も買ってるのに、社員の給与はいっこうにあがらず。辛い現実です(ノД`)

何を一番望んで何のために働くのか。それを考えたら今の仕事をやってる場合じゃないのは分かってるんだけど、辞める勇気もタイミングもつかめずじまいです。

何もかもがずれてるんだろうなぁって思います。
どこかがうまく回ればみんな楽になれるハズなのに。

来月まできっと忙しいんだろうなぁ。うわーん゚(つд∩)゜。
でも・でも・でもでもでもでもそんなの関係ねぇーって感じで今週末はラブラブしてやるーヾ(●´∀`●)ノ
もも | 2008/04/02 10:27 PM
☆ももちゃんへ☆

痛い…かぁ。でも、毎日深夜まで働いて、土日まで働いてって、ちょっと忙しすぎるよね。やっぱり、休暇がないと心も身体も本当に疲労しちゃって、なかなか疲れもとれないし。
そういうの、彼女さんも分かってるから、ももちゃんのこと少しでも癒してあげたくて、肩もんでくれるんだろうね!!
素敵な彼女さんじゃない〜(*^_^*)
寂しさもあるけれど、でも一番はきっとももちゃんに元気で居て欲しいってことだと思う!
彼女さんは、ももちゃんの気持ち、分かってると思うよ☆

>でも彼女との生活を大事にするにはお金も必要なわけで。
うん、問題はそこなんだよね!!!
すっごく贅沢したいとかじゃないんだけれど、この先行き不透明な時代には、やっぱりお金がないと不安っていう気持ちもあるし、精神的にゆとりのある生活にはやっぱりある程度のお金は必要だもんね。
ももちゃんの社長さんじゃないけれど、会社自体は儲けてるのに、労働者にきちんと再分配されていないのは、やっぱり違うって思うよね。
税金は高くても、北欧とかオランダとか、福祉が充実してて、労働とライフスタイルのバランスもよくて、生きやすそうだなってテレビみてると思っちゃう。
なんか、日本の政治家って、いかにも私利私欲の為って感じで本当に国民の幸福を考えている人ってあんまり見えないよね。
思いやり予算とか、75歳以上の高齢者の医療負担(許せない!!)とか見てると、本当、負担増やしておいて福祉は削って、軍事費ですか!?って、本当国民よりアメリカ様様って感じだよね!

>何を一番望んで何のために働くのか。
ねー、望んでいるのは、そんなにたいした事じゃないのにね。
きっと昔だったら描けた「普通の幸福」すら、実現するのに簡単じゃなくなっている世の中になっている気がする。
あたしが言うことじゃないけれど、「働く事は生きる事」だもんね、辞めるタイミングや決心だって、簡単じゃないよね。
ただ、ももちゃんまだ若いし、じっくり戦略をねって、例えば30代になった時に、もう少しマイペースにできる職に変えるようにって考えてても損はないかもだよね。
今、頑張ってることだって、決して無駄じゃないよ!絶対、役に立つよ!
あたしは、今そんな風に考えてないとやってられないので、そんな感じで考えてまする(苦笑)

>来月まできっと忙しいんだろうなぁ。うわーん゚(つд∩)゜。
よちよちよち(^_^)ヾ(^^ )
うん、切り替えって大事だと思う!平日頑張ってるももちゃんだから、週末はご褒美に彼女さんとラブラブする♪お仕事はしない♪って、そんな感じで、気持ちを切り替えるの、大事だよ!
いっぱい癒されちゃってね(。・_・。)ノ
一生懸命に働いている人はあたしも大好きなんだけれど、
でも、自分と彼女さんと、ラブラブなライフを、一番に大切にして、無理しないでね、ももちゃん(>_<)






fairy | 2008/04/03 10:27 PM
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